Switch 2でまるごと転送をしなくても、本体はそのまま使えます。
旧Switchのデータが一斉に消えるわけでもなく、セーブデータや購入済みソフトなどは後から個別に移せます。
ただし、まるごと転送そのものは原則として初回設定中のみで、後から行うにはSwitch 2の初期化が必要です。
「もうスキップしてしまった」「あつ森の島はどうなる?」と不安な人向けに、移せるデータ、移行方法、初期化前の注意点を順番に整理します。
Switchでまるごと転送をしないとどうなる?

Switchでまるごと転送をしなくても、Nintendo Switch 2は問題なく使い始められます。
ただし、旧Switchにあるセーブデータや本体設定などがまとめて移るわけではないため、必要なデータは後から個別に対応することになります。
「転送しないを選んだらデータが全部消えるのでは」と心配になるところですが、まずは使えなくなるわけではないと押さえておけば大丈夫です。
まるごと転送なしでもSwitch 2は使える
まるごと転送は、Nintendo Switch 2を使うための必須作業ではありません。
任天堂サポートでは、Switch 2の初回設定を進める途中で、旧Switchからまるごと転送するかどうかを選べるよう案内しています。
つまり、そこで転送を行わずに進んでも、初回設定を完了してSwitch 2を利用できます。
発売直後に本体を受け取り、「とりあえず新しいゲームだけ遊びたい」と初期設定を進めたい場面もありますよね。
その場合でも、まるごと転送をしなかったことだけを理由にSwitch 2が使えなくなることはありません。
違いが出るのは、新しい本体に何が最初から入っているかです。
| 項目 | まるごと転送した場合 | しなかった場合 |
|---|---|---|
| Switch 2の利用 | 初回設定後に利用できる | 初回設定後に利用できる |
| セーブデータ | まとめて移行される対象になる | 自動では移らない |
| ユーザーや各種設定 | まとめて転送される | 必要に応じて設定する |
| 画面写真・動画 | 対象データが転送される | 必要なものは別途取り込む |
「転送しない=Switch 2を使えない」ではなく、「まとめて移さずに新しく使い始める」選択だと考えると分かりやすいです。
旧Switchの環境をできるだけそのまま再現したい人ほど、初回設定時のまるごと転送のメリットが大きくなります。
旧Switchのデータは消えず、自動では移行されない
まるごと転送を選ばなかったからといって、それだけで旧Switchのセーブデータが一斉に消去されるわけではありません。
ポイントは、「旧Switchから消える」のではなく「Switch 2へ自動では移らない」ということです。
たとえば『あつまれ どうぶつの森』では、まるごと転送を行わなかった場合、島のデータは旧Switch側に残ります。
必要になった時点で、対応する方法を使ってSwitch 2へ移す形です。
一方、まるごと転送を使えば、セーブデータだけでなくユーザー設定、Mii、登録済みアクセスポイント、本体保存メモリー内の画面写真や動画など、幅広い情報をまとめて移せます。
まるごと転送をしない場合は、この一括処理が省かれると考えてください。
- セーブデータは必要なゲームを後から移す
- 購入済みのダウンロードソフトはSwitch 2側で利用できる状態にする
- 写真や動画は条件に合う方法で取り込む
- 本体固有の設定は必要に応じて設定し直す
「もう転送しないを選んでしまった」と気づいたとき、一番避けたいのは焦って旧Switchを初期化したり手放したりすることです。
必要なデータの移行が終わるまでは、旧Switchを手元に残しておくほうが安全です。
なお、すべての情報をゼロから登録し直すわけでもありません。
旧Switchと同じニンテンドーアカウントをSwitch 2で使うと、ニックネームやアイコン、フレンドリスト、ブロックリストなど、複数本体で共有される情報があります。
まるごと転送をしなかった場合でも、残ったデータを確認しながら必要なものだけ移していくことは可能です。
まるごと転送をしなかった後でもデータは移せる?

初回設定でまるごと転送をしなくても、セーブデータや購入済みソフトなどは後から個別に移せます。
ただし、データの種類によって方法が違うため、「あとで全部まとめて同じ操作をすればいい」という仕組みではありません。
すでにSwitch 2の設定を終えた人は、まず何を移したいのかを整理すると迷いにくくなります。
セーブデータは後から個別に引っ越せる
ゲームの続きだけSwitch 2へ持っていきたい場合は、「セーブデータの引っ越し」を利用できます。
この方法は、まるごと転送を使わず初回設定を終えた後でも実行できます。
基本的には旧SwitchとSwitch 2の両方を用意し、それぞれをインターネットへ接続して、同じニンテンドーアカウントを使える状態にします。
家族で1台のSwitchを使っていて、「自分が遊んでいるゲームだけ新しい本体へ持っていきたい」というケースでは、むしろ個別移行のほうが目的に合うこともあります。
任天堂も、特定ユーザーのセーブデータだけを移したい場合には、まるごと転送ではなく個別の引っ越しを使う方法を案内しています。
注意したいのは、「セーブデータの引っ越し」はコピーではなく移動になる点です。
移行が完了すると、対象となったセーブデータは送信元のSwitchから消去されます。
Switch 2側に同じゲームのセーブデータがすでにある場合は、移行によってそちらが上書きされるため、先に中身を確認しておきましょう。
「旧Switchにも同じセーブを残したまま遊びたい」と考えている場合は、引っ越しを実行する前に移行方法の違いを確認する必要があります。
初回設定をスキップしただけなら手遅れではなく、必要なセーブデータを選んで後から移す道が残っています。
購入済みソフトや写真・動画も後から移せる
まるごと転送をしなかったからといって、以前購入したダウンロードソフトをもう一度買う必要はありません。
Switch 2では、購入済みの対象ソフトをバーチャルゲームカードからセットしてダウンロードできます。
「転送を飛ばしたからソフト代まで無駄になったのでは」と焦る必要はありません。
購入済みソフトとセーブデータは別物なので、それぞれ必要な方法でSwitch 2側へ用意します。
画面写真や動画についても、旧SwitchのmicroSDカードに保存されているものなら、Switch 2の設定から後で取り込めます。
操作する場所は「データ管理」にある画面写真・動画関連の設定です。
旧Switchで使っていたmicroSDカードがSwitch 2の通常の保存用カードとして使えない場合でも、写真や動画を取り込むために読み込ませる方法が用意されています。
ただし、すべての動画データが同じ方法に対応するわけではありません。
たとえば『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』で作成した動画には、通常の写真・動画取り込みとは異なる手順が必要です。
旧Switchを処分する予定がある人は、セーブデータだけでなく写真や動画に残したいものがないかも確認してから手放してください。
| 移したいもの | まるごと転送をしなかった後の対応 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| セーブデータ | 個別に引っ越す | 送信元から対象データが消える |
| 購入済みダウンロードソフト | バーチャルゲームカードから利用する | セーブデータとは別に準備する |
| 画面写真・動画 | 旧SwitchのmicroSDカードから取り込む | 一部データは専用手順が必要 |
| フレンド関連の一部情報 | 同じニンテンドーアカウントで共有される | 本体固有の情報とは扱いが異なる |
こうして整理すると、まるごと転送をしなかった場合でも、後から取り戻せるものは意外と多くあります。
問題になるのは「データが全部消えたこと」ではなく、「まとめて移す機会を使わなかったため個別作業が必要になること」です。
まるごと転送は後からできる?
まるごと転送は、通常の状態ではSwitch 2の初回設定を終えた後から実行できません。
ただし、Switch 2本体を初期化して初回設定をやり直せば、まるごと転送を選べる状態に戻せます。
すでにSwitch 2で遊び始めている場合は、初期化によって消えるデータを確認してから判断する必要があります。
初回設定後は通常の方法では実行できない
任天堂サポートでは、まるごと転送はSwitch 2の初回設定中にのみ行えると案内しています。
つまり、初回設定で「今回は転送しない」と進めた後に、HOMEメニューの設定から同じ一括転送を呼び出すことはできません。
新しいSwitch 2を目の前にすると、「まず設定だけ終わらせて、データ移行は週末にやろう」と考えることもありますよね。
ところが、まるごと転送については、その感覚で後回しにすると通常の手順では戻れません。
旧Switchのデータをまとめて移したい人は、初回設定を完了する前にまるごと転送を使うか決めておく必要があります。
一方で、初回設定を終えてしまったからといって、セーブデータや購入済みソフトまで移せなくなるわけではありません。
前章で触れたように、セーブデータの引っ越しやバーチャルゲームカードなど、データごとに個別の移行手段が用意されています。
そのため、「まるごと転送を飛ばした=最初から全部やり直し」とは限りません。
必要なデータが少ないなら、初期化せず個別に移したほうが手間を抑えられる場合があります。
Switch 2を初期化すればまるごと転送をやり直せる
初回設定後でも、Switch 2本体を初期化すれば再び初回設定から進められるため、その途中でまるごと転送を利用できます。
「もう設定を終えたから絶対に転送できない」というわけではなく、初期化という例外的な方法が残っているということです。
ただし、ここで気をつけたいのがSwitch 2側にすでに保存されているデータです。
通常の本体初期化を行うと、本体保存メモリー内のソフトデータやセーブデータ、画面写真・動画、ユーザー情報などが消去されます。
たとえばSwitch 2を買った初日に新しいゲームを数時間遊び、翌日に「やっぱり旧Switchをまるごと転送したい」と思った場面を想像してみてください。
そのまま初期化すると、Switch 2側で新しく作ったセーブデータまで消えるため注意が必要です。
まるごと転送をやり直すためだけに初期化するなら、まずSwitch 2側に残したいデータがないか確認してください。
- Switch 2で新しく作ったセーブデータがないか確認する
- 残しておきたい画面写真や動画がないか確認する
- 個別移行だけで目的を満たせないか確認する
- 旧Switchが手元にあり、転送できる状態か確認する
データをほとんど作っていない段階なら、初期化してまるごと転送をやり直す選択肢を取りやすくなります。
すでにSwitch 2を使い込んでいるなら、初期化による影響と個別移行の手間を比べて決めるのが現実的です。
後からまるごと転送する道はありますが、「初期化なしで後から追加実行できる」わけではない点を押さえておきましょう。
あつ森やSwitch Online非対応ソフトはどうなる?
まるごと転送をしない場合に特に確認したいのが、通常のセーブデータ移行とは扱いが異なるゲームです。
『あつまれ どうぶつの森』には専用の引っ越し方法があり、Nintendo Switch Onlineの「セーブデータお預かり」もすべてのゲームに対応しているわけではありません。
「オンラインに入っているから全部戻せる」と思い込まず、遊んでいるタイトルごとの条件を確認することが大切です。
あつ森は島ごと引越しサービスで後から移せる
『あつまれ どうぶつの森』は、本体ごとに1つの島を共有する特殊なセーブ方式を採用しています。
まるごと転送を使わなかった場合、島のセーブデータは旧Switch側に残ります。
そのため、「転送を飛ばしたから島そのものが消えた」という状態にはなりません。
日曜日の朝にSwitch 2を設定し終えてから、「そういえば何年も育てた島はどうなったんだろう」と気づくと、かなり焦りますよね。
この場合は、通常の「セーブデータの引っ越し」ではなく、島ごと引越しサービスを利用してSwitch 2へ移します。
まるごと転送をしなかった後でも、旧Switchに島が残っていれば専用手順で移行できます。
島ごと引越しサービスを使うためにNintendo Switch Onlineへ加入する必要はありません。
ただし、引っ越しが完了すると元の本体から島のセーブデータは消去されます。
旧Switchでも同じ島を残したまま、Switch 2へコピーする仕組みではありません。
長く遊んでいる島がある人は、Switch 2の設定を終えたからといって旧Switchをすぐ初期化せず、島の移行まで済ませてから整理してください。
Switch Onlineでもすべてのセーブデータを復元できるわけではない
Nintendo Switch Onlineに加入している場合、対応ソフトなら「セーブデータお預かり」を使ってバックアップしたデータをSwitch 2へダウンロードできます。
ただし、すべてのソフトがセーブデータお預かりに対応しているわけではありません。
任天堂が2026年7月30日時点で案内している非対応タイトルには、『スプラトゥーン2』や『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』などが含まれます。
『Pokémon LEGENDS Z-A』や、そのNintendo Switch 2 Editionも非対応タイトルとして掲載されています。
『あつまれ どうぶつの森』も通常のセーブデータお預かりには対応していません。
| ゲーム・ケース | 確認したい移行方法 | 注意点 |
|---|---|---|
| あつまれ どうぶつの森 | 島ごと引越しサービス | 通常のセーブデータ引っ越しとは方法が異なる |
| セーブデータお預かり対応ソフト | クラウドのバックアップをSwitch 2へダウンロード | Nintendo Switch Onlineへの加入が必要 |
| セーブデータお預かり非対応ソフト | タイトルに対応した移行方法を確認 | クラウドだけでは復元できない |
「Nintendo Switch Onlineに入っているから、旧Switchを消しても大丈夫」と判断するのは早計です。
旧Switchを初期化したり手放したりする前に、よく遊ぶゲームがセーブデータお預かりに対応しているか確認してください。
任天堂は、クラウド保存に対応していない一部ソフトについても、まるごと転送ならセーブデータを引き継げると案内しています。
こうしたタイトルを複数遊んでいるなら、初回設定前の段階ではまるごと転送を使うメリットが大きくなります。
大切なのはSwitch Onlineへの加入有無だけで判断せず、自分が残したいゲームごとに移行方法を確認することです。
Switchでまるごと転送をしない場合に押さえるポイント
まるごと転送をしなくてもSwitch 2は使えますが、初回設定前か設定後かで取るべき行動が変わります。
まだ初回設定の途中なら一括転送が必要かを決め、すでにスキップしたなら残したいデータを確認して個別に移していきましょう。
初回設定前なら一括転送と個別移行のどちらが合うか決める
まだSwitch 2の初回設定を終えていないなら、旧Switchの環境をどこまで引き継ぎたいかで選ぶと分かりやすいです。
セーブデータやユーザー情報、本体設定、写真・動画などをまとめて持っていきたいなら、初回設定中のまるごと転送が向いています。
反対に、家族で共有しているSwitchから自分のセーブデータだけを移したいなら、まるごと転送を使わず個別に移行する方法があります。
任天堂も、特定ユーザーのセーブデータだけを移したい場合は、ユーザーごとの「セーブデータの引っ越し」を案内しています。
「全部移したほうが安心かな」と迷ったときは、残したいゲームのセーブデータと、旧Switchを今後も使うかを先に整理してみてください。
- 旧Switchの環境をまとめて引き継ぎたいなら、初回設定中にまるごと転送を検討する
- 特定ユーザーや一部のセーブだけ必要なら、個別移行を検討する
- あつ森など特殊な移行方法があるゲームを遊んでいるなら事前に確認する
- セーブデータお預かり非対応ソフトがないか確認する
まるごと転送をするかどうかは、どちらが正解というより「何を残したいか」で決めるのがポイントです。
すでにスキップした場合は必要なデータから個別に移す
すでに初回設定を終えた場合でも、まずは落ち着いて旧Switchを手元に残しておきましょう。
セーブデータは「セーブデータの引っ越し」、対応ソフトならNintendo Switch Onlineの「セーブデータお預かり」、購入済みソフトはバーチャルゲームカードなどを使って対応できます。
『あつまれ どうぶつの森』の島や一部のゲームは移行方法が異なるため、遊んでいるタイトルごとに確認してください。
まるごと転送をやり直すためにSwitch 2を初期化する場合は、Switch 2側ですでに作ったセーブデータや写真・動画などが消える点に注意が必要です。
購入初日に設定を済ませ、数日遊んでから「やっぱり全部移したい」と思った場合ほど、すぐ初期化せずSwitch 2側のデータを確認してください。
個別移行で必要なものを回収できるなら、本体初期化をしなくても目的を達成できます。
結論として、まるごと転送をしなかっただけで旧Switchのデータがすべて失われるわけではありません。
初回設定後は通常のまるごと転送こそできませんが、必要なデータには後から移す手段が用意されています。


