インスタで「この曲はお住まいの国ではご利用いただけません」と出る原因は、地域ごとの音楽ライセンスだけとは限りません。
特定の1曲だけ使えないのか、多くの曲が出てこないのかによって、見るべきところは変わります。
この記事では、ビジネスアカウントによる制限やクリエイターへの変更、商用利用できる音源まで、順番にわかりやすくまとめます。
VPNや購入した曲の埋め込みなど、著作権で注意したい方法もあるため、自己流で試す前にチェックしておきましょう。
インスタでこの曲はお住まいの国ではご利用いただけませんと出る主な原因

「この曲はお住まいの国ではご利用いただけません」と出る主な理由は、Instagramの音楽に国や地域ごとの利用条件があるためです。
ただし、実際には住んでいる国だけでなく、アカウントの種類や投稿方法が関係していることもあります。
「日本にいるのに、どうして使えないの」と戸惑いますよね。
曲ごとの地域ライセンスで利用できない場合がある
Instagramの音楽は、権利を持つ人や会社との契約に沿って提供されています。
そのため、同じInstagramを使っていても、国や地域によって選べる曲が違うことがあります。
たとえば、昨日SNSで見つけたリールと同じ曲を使おうとしても、自分の画面では選べないことがあります。
こんなときは、スマホの国設定を間違えたとは限りません。
Instagram自体が日本で使えることと、その曲を日本で使えることは別の話です。
特定の1曲や一部のアーティストだけが使えないなら、その曲に付いている地域ごとの権利条件が関係している可能性があります。
ここで気になるのが、「日本ではどの曲が使えないのか一覧で見られないの」という点。
今回の調査では、特定の曲について日本で使えるかどうかをまとめたInstagram公式の一覧は見つかっていません。
曲ごとの利用状況は変わることもあるため、「この曲はずっと日本で使えない」と決めつけないほうが安心です。
インスタのノートの曲さ、友達がしとるやつ聴こうとしても この曲は、お住まいの国ではご利用いただけません。 ばっか出る????????????????????
— ?ポテトチップスはお箸でいただく (@potetter_sol) June 25, 2026
ビジネスアカウントや投稿タイプでも音楽が制限される
地域以外で見落としやすいのが、ビジネスアカウントによる音楽の制限です。
Instagramの公式ヘルプでは、ライセンスされた音楽は個人的・非商用の利用を想定していると説明されています。
そのため、一部のビジネスアカウントでは、使える音楽が少なくなったり、ライブラリへアクセスできなかったりします。
店舗やサロン、ネットショップ用のアカウントで「前より曲が少ない気がする」と感じたら、ここが原因になっていることもあります。
「お住まいの国では利用できません」という表示だけを見て、地域制限だと決めつけないことが大切です。
Instagramは、一部の投稿タイプでも音楽へのアクセスが制限されるとしています。
リールやストーリーズなど、どこで音楽を使おうとしているかによって差が出ることもあるわけです。
知人のアカウントでは同じ曲が使えても、自分のアカウントでは使えないケースはあり得ます。
まずは「国の問題」と決めるのではなく、曲そのもの、アカウントの種類、投稿する場所の3つを分けて見ていくと原因をつかみやすくなります。
1曲だけ使えないか多数の曲が使えないかで原因を切り分ける

直し方を探す前に見てほしいのが、使えないのが1曲だけなのか、それとも多くの曲なのかという違いです。
ここを分けるだけで、次に見るべきところがかなり絞れます。
「とりあえず再インストールしよう」と動く前に、今の状態をざっくり見てみましょう。
| 今の状態 | 先に見たいポイント |
|---|---|
| 特定の1曲だけ使えない | その曲の地域ライセンス |
| 有名曲の多くが出てこない | ビジネスアカウントなどの利用制限 |
| 同じ地域の別アカウントでは使える | 自分のアカウント固有の状態 |
| 昨日まで使えた曲が急に使えない | 一時的な不具合やアカウント側の変化 |
特定の曲だけ使えないなら楽曲ごとの制限を疑う
検索した曲のうち、特定の1曲だけ使えないなら、まずはその曲固有の条件を疑うのが自然です。
たとえば、ほかの人気曲は普通に出るのに、使いたかった1曲だけ「お住まいの国ではご利用いただけません」と表示されるケース。
この場合は、アカウント全体の不具合よりも、その曲の地域ごとの権利条件が関係している可能性が高くなります。
ほかの曲が問題なく使えるなら、設定を大きく変える前に「その曲だけの制限かも」と見ておくと無駄がありません。
友人が別の国から投稿している動画で使えている曲でも、日本の自分のアカウントでは出てこないことがあります。
逆に、同じ日本にいる友人のアカウントで使えるなら、地域だけでは説明しにくくなります。
そんなときは、次の「多くの曲が使えない場合」と同じように、アカウント側も見てみてください。
多くの曲が使えないならアカウント種別を確認する
有名な曲を検索してもほとんど出てこないなら、アカウントの種類が関係していることがあります。
とくに店舗や仕事用でビジネスアカウントを使っている場合は、音楽ライブラリが限られているケースがあります。
「友だちの個人アカウントではたくさん曲が出るのに、自分は数曲しか出ない」という状態なら、ここが大きなヒントです。
一部のビジネスアカウントは、ライセンス音楽へアクセスできない場合があります。
ただし、すべてのビジネスアカウントがまったく同じ制限を受けるわけではありません。
Instagramの公式説明も「一部のビジネスアカウント」としているため、同じビジネス利用でも使える曲に差が出ることがあります。
1曲だけなら曲側、多くの曲ならアカウント側から見る。
まずはこの順番で見ていくと、原因を追いやすくなります。
なお、昨日まで多くの曲が使えていたのに急に利用できなくなった場合は、一時的な不具合も候補に入ります。
過去には、同じ表示が出たあと数日で元に戻ったという利用者の声もありますが、すべてのケースに当てはまるわけではありません。
同じ地域の別アカウントでは問題なく使えるなど不自然な状態が続くなら、Instagramのアプリ内から技術的な問題として報告する方法もあります。
インスタの音楽が使えないときに試したい直し方

原因のあたりがついたら、次は自分で変えられるところから試してみましょう。
多くの曲が使えない場合はアカウント種別を見直し、仕事で使うなら商用利用できる音源を選ぶのが基本です。
地域ライセンスそのものが原因なら、設定を変えるだけで好きな曲を解禁する公式な方法は確認されていません。
ビジネスアカウントならクリエイターへの変更を確認する
店舗や仕事用にビジネスアカウントを使っていて、有名な曲がほとんど出ないなら、アカウントの種類を見直してみる方法があります。
Instagramには、ビジネスアカウントからクリエイターアカウントへ切り替える機能があります。
たとえば、サロンのリールを作ろうとして曲を探したのに、友だちの個人アカウントでは出る曲が自分にはほとんど表示されない。
こんなときは、アプリの不具合だけを疑うより、アカウント種別が関係していないか見てみる価値があります。
Instagram公式ヘルプでは、プロフィールからメニューを開き、アカウントタイプを切り替える流れが用意されています。
画面に表示される項目名は、アプリのバージョンや言語によって少し違うことがあります。
クリエイターへ変えることで使える曲が増えるケースはありますが、必ず全曲が使えるようになるわけではありません。
実際に、ビジネスからクリエイターへ変えたあと音楽が使えるようになったという利用者の声もあります。
ただし、これは個別の体験なので、同じ結果になるとは限りません。
もうひとつ大切なのは、曲が画面に出ることと、その曲を仕事の宣伝に自由に使えることは別だという点です。
クリエイターアカウントに変えただけで、広告や店舗PRに市販曲を自由に使える権利が付くわけではありません。
「曲が出たから使って大丈夫」とそのまま進めないようにしてください。
商用利用ならMeta Sound Collectionを選ぶ
お店やサービスの紹介、広告などで音楽を使いたいなら、Meta Sound Collectionが使いやすい選択肢です。
Instagram公式ヘルプでは、ライセンス音楽を使えない場合の代わりとして案内されています。
収録されているのは14,000曲・サウンド以上で、ReelsやInstagram Storiesに利用できます。
広告などの商用目的にも使えるため、仕事用アカウントではこちらのほうが安心して選びやすいでしょう。
仕事の投稿なら、「人気曲をどうやって出すか」より「商用利用できる音源を選ぶ」ほうがトラブルを避けやすくなります。
ここで気になるのが、「Instagramで使えない曲を自分で動画に入れればいいのでは」という方法です。
市販曲を購入したりダウンロードしたりしていても、それだけでInstagramへ投稿する権利が付くわけではありません。
外部アプリで曲を動画に埋め込んだ場合も同じです。
購入済みの曲でも、権利者の許可がなければ著作権の問題が起こることがあります。
クレジットを書いたり、利益を得ない投稿にしたりすれば必ず大丈夫、というものでもありません。
VPNで接続する国を変える方法も、今回の調査ではInstagram公式の解決策として案内されていませんでした。
VPNを使えば地域制限を正式に解除できるとは確認できないため、直し方として頼るのはおすすめしません。
そもそも原因がビジネスアカウントの制限なら、接続先の国を変えても根本の問題は残ります。
「なんとか同じ曲を使いたい」と思う場面ほど、回避方法を探すより、利用条件に合った音源へ切り替えるほうが安全です。
インスタでこの曲はお住まいの国ではご利用いただけませんと出たときの対処まとめ
「この曲はお住まいの国ではご利用いただけません」と出ても、原因が必ず日本という地域だけにあるとは限りません。
1曲だけ使えないなら曲ごとのライセンス、多くの曲が出ないならビジネスアカウントなどの制限から見ていくと、原因を絞りやすくなります。
ビジネス利用では、クリエイターアカウントへの変更で状況が変わることもありますが、全曲が使える保証はありません。
商用投稿ならMeta Sound Collectionを選ぶ方法もあります。
VPNや購入済み音源の埋め込みを、地域制限を避けるための安全な方法だと思い込まないことも大切です。
まずは「1曲だけか、多くの曲か」を見て、自分のアカウントに合った方法から試してみてください。
- Instagram Help Center「Access to the licensed music library on Instagram」
- Instagram Help Center「How to set up a creator account on Instagram」
- Facebook / Instagram Help Center「How to make sure content you post to Instagram or Threads doesn’t violate copyright law」
- Meta for Business「Instagram & Facebook Reels: Create Short Video Ads」
- Instagram Help Center「Report a technical problem on Instagram」


