VRChatでRAMが足りないと感じるなら、実用面では32GBをひとつの目安にしつつ、増設前に設定やコミット済みメモリを確認するのが近道です。
公式のPC版最低要件は4GBですが、これは快適動作を示す推奨容量ではありません。
この記事では、16GB・32GB・64GBの考え方、RAM使用量が増える原因、アバター設定による軽減方法、ページファイルの確認方法まで整理します。
「32GBでも足りないのはなぜ」「64GBへ増やすべきか」と迷っている人が、自分のPCで原因を切り分けて判断できる内容です。
VRChatでRAMが足りないなら何GB必要?結論は32GBが実用的な目安
VRChatでRAM不足を避けながら遊ぶなら、実用面では32GBをひとつの目安にすると判断しやすいです。
ただし、VRChat公式がPC版に示している最低要件は4GBであり、32GBを公式推奨容量として案内しているわけではありません。
16GBで足りるか、64GBまで必要かは、人数の多いワールドへ行く頻度やDiscord、ブラウザ、Unityなどを同時に動かすかで変わります。
公式最低要件は4GBだが快適動作を示す推奨容量ではない
VRChat公式のPC版システム要件では、必要なRAMは最低4GBとされています。
ここで注意したいのは、4GBが「快適に遊べる推奨容量」ではなく、最低要件として掲載されている数字だという点です。
今回の調査では、PC版について「16GB推奨」や「32GB推奨」とする公式の記載は確認できませんでした。
そのため、「公式が4GBと書いているなら、8GBでも十分だろう」と考えるのは少し危険です。
VRChatでは、ワールドだけでなく、周囲に表示されるアバターやテクスチャなどもメモリを使用します。
同じVRChatでも、少人数の軽いワールドにいる場合と、大人数が集まるインスタンスに長時間滞在する場合では、必要になる余裕が変わります。
たとえば、夜にVRChatへ入り、Discordで通話しながらブラウザも開いたままフレンドの集まりへ参加する場面を想像してみてください。
「VRChatしか遊んでいないつもりなのに、メモリ使用率がかなり高い」と感じることがあります。
実際にはVRChatだけでなく、Windowsや通話アプリ、ブラウザなども同じRAMを使っているためです。
最低要件は、PCを選ぶときの快適性の目安とは役割が違います。
とくに新しくPCを購入したりRAMを増設したりする場合は、4GBという数字だけを基準に決めない方が安全です。
「VRChatが起動する容量」と「普段の使い方で余裕を持てる容量」は分けて考える必要があります。
16GB・32GB・64GBは同時起動するアプリまで含めて選ぶ
16GB・32GB・64GBのどれを選ぶかは、VRChat単体ではなく、PC全体でどれだけメモリを使うかで考えると分かりやすくなります。
2026年に公開された利用記事やPC選びの記事では、16GBでは混雑したVRChatや複数アプリの併用時に不足するケースが紹介され、32GBを実用上の目安とする例が複数あります。
UnityやOBSなども同時に動かす使い方では、64GBを選択肢として挙げる記事もあります。
| RAM容量 | 考え方の目安 | 想定される使い方 |
|---|---|---|
| 4GB | VRChat公式のPC版最低要件 | 快適性を示す推奨容量ではない |
| 16GB | 利用条件によっては不足する例がある | 比較的軽い利用や同時起動アプリが少ない環境 |
| 32GB | 実用的な目安として紹介されることが多い | VRChatとブラウザ、Discordなどを併用する環境 |
| 64GB | 負荷の大きい併用環境で選択肢になる | Unity、OBS、多数のアプリを同時に使う環境 |
この表はVRChat公式が定めた推奨容量ではなく、公式最低要件と2026年の利用情報を分けて整理したものです。
「32GBあれば必ず足りる」「64GBならRAM不足にならない」と保証できる公式情報も確認されていません。
VRChatでは、その日に入るワールドや周囲のアバターによって負荷が変わるため、容量だけで絶対的な線引きをするのは難しいからです。
それでも、これからVRChat用PCのRAM容量を決めるなら、16GBは使い方によって余裕が小さくなりやすく、32GBは余裕を確保しやすい容量として比較できます。
Unityでアバターを編集しながらVRChatを起動したり、OBSで録画や配信まで行ったりするなら、64GBを検討する理由が出てきます。
逆に、すでに16GBのPCを使っているからといって、症状を確認せずすぐ買い替える必要はありません。
まずは実際の使い方でRAMが上限付近まで達しているかを確認するのが先です。
新規購入なら32GBを軸に考え、現在16GBなら使用状況を確認してから増設を判断する流れが無駄を減らせます。
具体的な確認方法と増設判断については、後半で整理します。
VRChatでRAM使用量が増える主な原因
VRChatのRAM使用量が増えやすい大きな理由は、読み込むアバターやテクスチャなどのユーザー生成コンテンツが多いことにあります。
とくに大人数のインスタンスや重いアバターが多い環境では、複数人分のデータが重なり、メモリ負荷が大きくなります。
長時間同じ場所にいるうちに使用量が増えていくケースもあるため、「起動直後は平気だったのに後から重くなった」という状況も切り分けが必要です。
重いアバターや大人数のインスタンスほどRAMを消費しやすい
VRChat公式のクリエイター向け資料では、最適化されていないアバターは帯域だけでなく、RAMとVRAMも多く消費すると説明されています。
アバターのテクスチャに使われるTexture Memoryは、PCのシステムRAMとGPUのVRAMの両方を使用します。
つまり、人数が増えるほど表示対象となるアバターも増えやすく、RAM負荷が積み重なる原因になります。
PC向けアバターのTexture Memoryは、Performance Rankの基準として次のように分類されています。
| Performance Rankの基準 | Texture Memory |
|---|---|
| Excellent | 40MB以下 |
| Good | 75MB以下 |
| Medium | 110MB以下 |
| Poor | 150MB以下 |
| Very Poor | 150MB超 |
ここで「10人いるから単純に何MB」と計算できるわけではありません。
VRChatには、1ユーザーあたりのRAM使用量を一律に計算できる公式値はありません。
Performance Rank自体もアバター負荷のすべてを完全に表す指標ではなく、静的な評価だけでは捉えにくい負荷もあります。
金曜の夜にフレンドが多いインスタンスへ入った途端、さっきまで余裕があったメモリ使用率が一気に上がる。
そんな場面では、「VRChatそのものが急に重くなった」というより、同時に読み込むユーザー生成コンテンツが増えた影響を疑う方が原因に近づきやすくなります。
とくに容量の大きなアバターが何体も表示されれば、1体だけを見ているときより負荷は大きくなります。
また、アバターのDownload Sizeと、実際にメモリへ展開された後の使用量は同じものではありません。
VRChatではDownload Size、Uncompressed Size、Texture Memoryがそれぞれ別の指標として扱われています。
「ダウンロードサイズが小さいからRAMもほとんど使わない」と単純に判断しないことがポイントです。
なお、RAMとVRAMは別のメモリです。
Texture Memoryは両方を使うため、システムRAMに余裕があってもGPU側のVRAMが不足するケースもあれば、その逆もあります。
長時間プレイでは読み込んだコンテンツで使用量が増える場合がある
VRChat Feedbackの過去回答では、同じシーンにいる間に読み込んだユーザー生成コンテンツがメモリに保持され、アバターの出入りや変更が続くとRAM使用量が大きくなる場合があると説明されています。
そのため、最初の30分は問題がなくても、同じインスタンスへ何時間も滞在したあとにメモリが厳しくなるケースがあります。
大人数かどうかだけでなく、どれくらい長く同じ環境に滞在しているかも確認したいポイントです。
たとえば、夕方から同じイベント会場にいて、参加者が何度も入れ替わり、そのたびに別のアバターが表示される状況です。
「最初は軽かったのに、深夜になったら急にカクつく」という変化があるなら、長時間の利用によるメモリ使用量の増加も確認する価値があります。
こうした場合は、インスタンスの移動やVRChatの再起動で状況が変わることがあります。
ただし、RAM使用量が多いという理由だけで「VRChatにメモリリークがある」と断定するのは避けるべきです。
2026年にも高いRAM使用量を訴えるユーザー報告はありますが、それだけで現在のVRChatクライアント全体に恒常的なメモリリークがあると確定したわけではありません。
単純に読み込んだコンテンツ量が大きい場合と、不具合による異常なメモリ消費は分けて考える必要があります。
この違いを見分けるには、感覚だけで判断せず、Windows側のメモリ使用率やコミット済みの値を確認する方法が役立ちます。
「RAMが多く使われている理由」と「本当に容量不足なのか」を分けて確認すると、不要なRAM増設を避けやすくなります。
次の章では、設定変更でRAM負荷を減らす具体的な方法を整理します。
VRChatのRAM不足を今すぐ軽減する設定と対処法
VRChatのRAMが足りないと感じたら、まずは同時に表示するアバター数と、読み込むアバターの負荷を減らす設定から試します。
VRChat公式も、重いアバターの非表示やPerformance Rankの制限、アバターのダウンロードサイズ制限、メモリを多く使う他アプリの終了を案内しています。
すぐRAMを増設する前に設定を変えて症状を比べると、本当に物理RAMが不足しているのかも判断しやすくなります。
表示アバター数と重いアバターを制限してメモリ負荷を減らす
最初に見直したいのは、VRChat上で同時に表示したり読み込んだりするアバターを減らす設定です。
重いアバターはRAMとVRAMの両方を多く使うため、人数の多いインスタンスでは1体ずつの負荷が積み重なります。
RAM不足対策では、画質だけを下げるよりも、表示するアバター数や読み込むアバターの条件を見直す方法から試すと切り分けしやすいです。
VRChatでは、Avatar CullingやAvatar Optimizationに複数の設定が用意されています。
- Hide Avatar Beyondは5~50mの範囲で設定できる
- Maximum Shown Avatarsは0~80の範囲で設定できる
- Maximum Download Sizeは0~200MBの範囲で設定できる
- Maximum Uncompressed Sizeは0~500MBの範囲で設定できる
「人が多い場所に入った瞬間だけメモリ使用量が跳ね上がる」という場合は、Maximum Shown Avatarsなどを調整して変化を見る方法があります。
一定距離より遠いアバターを非表示にする設定も、表示対象を絞るための選択肢です。
VRChat公式サポートは、表示対象となるアバターのMinimum Displayed Performance Rankを引き上げる方法も案内しています。
トラブルシュート時には「Medium」を試す案内もあり、PoorやVery Poorなど負荷の大きいアバターを表示しない設定にできます。
ただし、Performance Rankだけでアバターの実際の負荷を完全に判断できるわけではありません。
たとえば、普段は少人数で問題なく遊べるのに、週末のイベントへ参加すると急にカクつき始めるケースです。
そんなときは「PCのRAMが少なすぎる」と即断せず、まず表示人数を絞った状態と通常設定の状態を比べてみてください。
表示を減らした途端に安定するなら、同時に読み込むアバターが負荷の一因になっている可能性があります。
混雑時だけRAM不足が起きるなら、増設を考える前にアバター表示数と負荷制限を試す価値があります。
ブラウザやUnityを閉じ、長時間プレイ後は再起動も試す
VRChatだけを見てRAM不足を判断せず、同時に起動しているアプリも確認します。
VRChat公式サポートも、タスクマネージャーでCPUやメモリを大量に使っている他アプリを終了する方法を案内しています。
ブラウザ、Unity、Discordなどを同時に使っている場合は、それらもPC全体のRAMを共有しています。
夜にVRChatを起動したまま、ブラウザで何枚もタブを開き、Unityでアバターを編集している場面を想像してみてください。
「32GB積んでいるのに足りない」と感じても、VRChatだけで32GB近く使っているとは限りません。
まず不要なアプリを閉じた状態で症状が変わるか確認すると、原因を絞り込みやすくなります。
長時間プレイしたあとだけRAM使用量が大きくなるなら、インスタンスを移動したりVRChatを再起動したりする方法も試せます。
過去のVRChat Feedbackでは、同じシーンにいる間に読み込まれたユーザー生成コンテンツがメモリに保持され、アバターの出入りが続くと使用量が増える場合があると説明されています。
起動直後は安定していて数時間後だけ重くなるなら、一度再起動してRAM使用量の変化を見ると原因の切り分けに役立ちます。
Content Cacheの削除は、物理RAMそのものを増やす方法ではありません。
VRChatのContent Cacheはストレージ上に保存されるデータなので、RAM不足とSSD側のキャッシュ容量不足は分けて考えます。
設定変更や他アプリの終了を試してもメモリ不足が繰り返される場合は、次にWindows側のコミット状況を確認します。
32GBでも足りないときはコミット上限とページファイルを確認する
32GBのRAMを搭載しているのにVRChatがフリーズしたり落ちたりするなら、物理RAMの使用率だけでなくWindowsのコミット済みメモリも確認します。
Windowsでは、アプリが確保できるメモリ量にRAMだけでなくページファイルも関係します。
コミット済みメモリが上限付近まで達しているかを見ると、単純なRAM使用率だけでは分からないメモリ不足を切り分けやすくなります。
タスクマネージャーでRAM使用率・コミット済み・VRAMを切り分ける
「メモリ不足」と感じたときは、まずWindowsのタスクマネージャーでRAMの使用状況を確認します。
その際は使用率だけを見るのではなく、コミット済みの現在値と上限にも注目してください。
Microsoftによると、コミット上限は物理RAMとすべてのページファイルによって決まり、コミット済みメモリが上限へ達すると新たなメモリを確保できなくなる場合があります。
その状態では、アプリのフリーズやクラッシュにつながる可能性があります。
たとえば32GBのRAMを搭載していても、VRChatや他アプリが大量のメモリを確保し、コミット値が上限に近づいていれば余裕があるとは判断できません。
「RAMが32GBあるか」より、「自分の使い方でコミット上限へ何度も近づいているか」を見る方が増設判断には役立ちます。
同時にGPU側の専用GPUメモリも確認します。
VRChatのTexture MemoryはシステムRAMとVRAMの両方を使用するため、RAMに空きがあるのにVRAM側が上限へ近づいているケースもあります。
RAM不足とVRAM不足では対処が異なるため、「メモリ」という言葉だけで物理RAM不足と決めつけないことが大切です。
| 確認する項目 | 見たい状態 | 切り分けの考え方 |
|---|---|---|
| システムRAM | 使用量が上限付近か | 物理RAMの余裕を確認する |
| コミット済み | 上限へ繰り返し近づいていないか | RAMとページファイルを含めた確保余力を見る |
| 専用GPUメモリ | VRAMが上限付近か | RAM不足とVRAM不足を分ける |
なお、RAM使用量が多いという事実だけでメモリリークとは断定できません。
VRChatではユーザー生成コンテンツそのものが大きなメモリを使うため、通常の読み込みによる増加と不具合による異常な増加を区別する必要があります。
ページファイルを無効化しているならシステム管理を確認する
Windowsのページファイルは、ストレージ上に用意される仮想メモリ用のシステムファイルです。
Microsoftは、ページファイルによってシステムのコミット上限を広げられると説明しています。
ページファイルを手動で無効化しているPCでメモリ不足が起きるなら、まずシステム管理へ戻した状態を確認する方法があります。
ページファイルが存在しなければ、システムが利用できるコミット上限はほぼ物理RAMだけになります。
そのため、RAMそのものに多少の空きが見えていても、アプリが必要なメモリを新しく確保できず不安定になる場合があります。
Microsoftによると、Windowsのページファイルはデフォルトでシステム管理となっており、必要な容量はワークロードによって異なります。
つまり、「VRChatならページファイルを何GBに固定すれば正解」という一律の容量は決められません。
特定の固定値へむやみに変更するより、無効化している場合はシステム管理の状態で挙動を比較する方が安全です。
ただし、ページファイルは物理RAMと同じ速度で動作するものではありません。
SSD上のページファイルを大きくしても、RAMを増設した場合と同じ性能が得られるわけではない点には注意が必要です。
ページファイルの役割はRAMを高速化することではなく、コミット上限を確保してメモリ不足による異常終了を防ぎやすくすることです。
深夜までVRChatを遊んでいて突然クラッシュしたとき、「32GBもあるのに、なぜ」と感じる場面もあります。
そんなときはRAM容量だけを見て増設を決めず、コミット済みとページファイルの状態まで確認してください。
設定を見直してもコミット上限付近への到達が繰り返されるなら、そこで初めて物理RAM増設を検討する根拠が強くなります。
VRChatでRAMが足りないときの32GB・64GBへの増設判断
VRChatでRAMを増設するか迷ったら、容量の数字だけで決めず、設定を見直した状態でもメモリ不足が繰り返されるかを確認します。
16GBで余裕がなくなるなら32GB、UnityやOBSまで同時に使って32GBでも不足するなら64GBという順番で考えると選びやすくなります。
とくにタスクマネージャーのコミット済みが上限付近へ何度も達するなら、物理RAMを増やす判断材料になります。
設定を見直しても上限付近まで使うなら32GBへの増設を検討する
現在16GBのPCを使っている場合、RAM使用率が高いという理由だけですぐ32GBへ増設する必要はありません。
まずアバター表示数を減らし、負荷の大きいアバターを制限し、不要なブラウザやアプリを閉じた状態で確認します。
ページファイルを無効化しているなら、システム管理へ戻した状態でも症状を比べてください。
それでもVRChat利用中に空きメモリがほとんどなくなったり、コミット済みが上限付近へ繰り返し到達したりするなら、16GBでは普段の使い方に余裕が足りていないと判断しやすくなります。
この状態が日常的に起きるなら、32GBへの増設は現実的な選択肢です。
たとえば夜にフレンドとVRChatへ入り、Discordをつなぎ、調べもの用にブラウザも開いている場面です。
毎回「ブラウザを閉じないと厳しい」「人が増えるとすぐメモリが埋まる」と感じるなら、設定だけで使い方を制限し続けるよりRAMを増やした方が快適に使える場合があります。
一方で、16GBでも軽いワールドや少人数のインスタンスを中心に遊び、他アプリをほとんど起動しないなら、そのまま使えるケースもあります。
VRChat公式はPC版の最低要件として4GBを掲載していますが、16GBや32GBを公式推奨値として指定しているわけではありません。
そのため、32GBという数字は公式の合格ラインではなく、実際の利用状況から判断する目安として扱います。
VRChat公式サイトでは、パフォーマンス問題への対策として重いアバターの非表示や表示条件の調整、メモリを多く使用している他アプリの終了も案内しています。
これらを試しても不足が続くかを確認してから増設すると、「実は設定だけで解決できた」という無駄を避けやすくなります。
UnityやOBSまで同時使用するなら64GBも選択肢になる
32GBから64GBへの増設は、VRChatだけを遊ぶ人よりも、複数の重量級アプリを同時に使う人ほど検討する意味があります。
2026年の利用記事では、UnityやOBS、ブラウザなどをVRChatと併用する環境で64GBを選択肢とする例があります。
アバター改変や配信まで同じPCで行うなら、VRChat単体ではなく作業環境全体のメモリ使用量で判断してください。
たとえばUnityでアバターを編集しながら確認用にVRChatを起動し、ブラウザで資料を開き、Discordも常駐させる使い方です。
そこへOBSで録画や配信まで加われば、VRChatだけを起動するときとは必要な余裕が変わります。
「VRChatを閉じれば問題ないのに、制作や配信を始めると32GBがいっぱいになる」という人なら、64GBを検討する理由があります。
ただし、64GBへ増やせば、どんなワールドや人数でもRAM不足が起きないという保証はありません。
VRChatでは表示するアバターや読み込むコンテンツによって負荷が変わり、RAMとは別にVRAM側がボトルネックになるケースもあります。
RAM増設だけでカクつきの原因すべてを解決できるわけではありません。
Microsoftによると、コミット済みメモリがコミット上限に達すると、新しいメモリを確保できずフリーズやクラッシュにつながる場合があります。
そのため増設前には、タスクマネージャーでRAM使用量、コミット済み、専用GPUメモリを一緒に確認するのが近道です。
VRChatでRAMが足りないと感じたら、まず設定とページファイルを確認し、それでも16GBで不足するなら32GB、32GBでも制作・配信を含む普段の使い方で上限に達するなら64GBを検討する流れが分かりやすいです。
数字だけで決めず、自分のPCで実際に不足している場所を確認してから容量を選んでください。


